実費徴収について

2021年6月30日

保育園の決まりやルールは、「なぜそうなっているのか」保育園なりの経緯や理由があります。
何か、わからないことやご不満があれば是非、直接保育園に理由を尋ねて頂くか、相談して下さい。
納得できないことを市役所に言われても何も解決しません。
必ず理由を説明いたしますので宜しくお願い致します。
保育園の諸雑費(実費徴収)の中に絵本の項目があります。
私どもの保育園では、400 円前後の安価のもので質の高い絵本を購入して頂いています。
絵本を配布する日は、月に 1 度だけですが、友達と同じ自分だけの絵本を抱えて嬉しそうに帰る日でもあります。
絵本を通して、パパやママと触れ合い嬉しい楽しい時間を過ごしてもらいたいという願いが込められています。
毎日の忙しさから子育てを難しいと感じられる時もあると思いますが、絵本に親しむ時間を持つことで親も子もホッとしたやり取りの中で、互いの思いや愛情を感じられれば良いなと思っています。
乳幼児期の子どもは、親や周りの大人の態度や精神をも吸収する怖い時期でもあります。
大人が、「こんなものを買わされて」と思うか、「子どもと触れ合う良い機会が出来た」と捉えるかで、子どもの心情や心持も大きく変わってきます。
大人の行いばかりではなく、大人が感じたことも吸収していきます。
子どもの心持や情操にも深く影響を与えていきますので気を付けたいものです。
子どもが育とうとする子育ての時期に大人が迷う時は、大人の都合ではなくまずは「子どもにとってどうか」という目線で物事を捉えて下されば幸いです。
そうすれば、答えはすぐに出るからです。
実費徴収の中には他にも保健衛生費があります。
これは、働く保護者の日々の家事の負担軽減を狙っています。
お金が少しかかりますが、毎週、布団を丸ごと持って帰り毎回お家で干したり洗ったりと大変な思いをせずに、家事労働が軽減できればという考えからです。
また、保育園の課内で行っている子どもの活動の中で、リトミック(音楽)や体育そして英語や習字に関する教育については、外部の専門的な講師をお招きして保育園の支出で行っており保護者から徴収しているものではありません。
さらに保育園の根幹でもあるモンテッソーリ教育に関する教材や教具、職員養成の費用もそうですが、子ども達のより良い発達のために保育園で負担しております。
経費はかかりますが全て子どもの為と心得ています。
保護者の皆様もその成長を楽しみにされているのではないでしょうか。
このように福津いくみ保育園では、まずは、「子どもにとってどうか」という子ども目線で今後も保育園を運営してまいりますので宜しくお願い致します。